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通*訳のプロを目指して修業中 + 平凡な日常生活 midoriprin.exblog.jp


by midoriprincess
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今日学んだこと

今日もまたバイリンガルの参加者がいる通訳に入りました。一番辛いパターンです。英語力でも専門的な内容の知識に関しても、私とは比べ物にならない人が会議に入って仕切るのですから、「それならこの人が通訳もやればいいじゃん」と思いますが、”通訳は自分の仕事ではない"、とおっしゃるのはもっともな話です。

バイリンガルが入ると途端に話すスピードが超特急になり、相手方もバイリンガルを相手にしゃべるので通訳が途中で止められるような状況ではありません。

とてもついていけるスピードではなく撃沈。バイリンガルに「すいません、今のところ訳してもらえますか?」と聞いたら迷惑そうに「聞いてませんでした」と冷たくあしらわれてまた落ちる。間違いも何回も指摘されて、通訳入るだけ時間の無駄???

でも通訳が入る場合は、もう少しゆっくり、通訳を介して聞いてる人もいるということを考えて頂けると非常に助かります。

先輩は同じ時間にもっと難しい通訳の案件に入っていたので、お昼休みにまた今回の状況を話してアドバイスを頂きました。

まず、今日のように話す人がずーっと止まらないような場合は、とにかく言ったことを最初から訳すのではなく、重要なポイント、一番言いたいことは何か、その部分から訳していく。その後に肉付けで付属の情報をくっつけていく。最初から訳していると、途中でメモを見ても内容を忘れてしまう。

また全部話したことを理解できなくても、わかる部分から訳していると、意外と忘れていたこと、わからなかったことが訳している最中に思い出されることが多い。

絵を描く。まず一番重要なポイントを中心に描き、それに枝葉を付けて情報を足していくような感じにメモを取る。途中まで聞こえたけど意味がわからない単語は、カタカナでもいいから途中まで書いておく。これもあとから単語の意味がわかる時もある。

今日学んだ一番のポイントは、逐次なら「何も順番に訳す必要はない」ということでした。
意外とそれってどうってことない普通のことのことでみんなやってることかも…。

私って柔軟性がない?・・・イマジネーションも欠如している。

今年は、新年からずっと「こんな現場がある!」というようなデモを体験させられているような気分です。とにかく”慣れろ”ということだと思います。

by midoriprincess | 2015-01-22 22:04 | 派遣のお仕事